2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

●各社の知的財産報告書について(3)

今日は、パテントサロンに、ブリジストン社の知的財産報告書が掲載されていました。同社の知的財産報告書も参考になりました。 例えば、当報告書の“知的財産の概要”の欄には「当社グループでは、事業戦略に則り、研究開発セグメントごとに自他社の有力特許を…

●オープンソースと特許との関係は?

今日は日記を書くのをサボろうと思ったのですが、日頃思った事や、忘れたくないことがあれば、なるべく忘れないうちに直ぐに書こうと思います。いつまで続くでしょうか。 さて、本日の夜11時からの12chのWBSニュースで、りナックス等のオープンソー…

●今日は非常に暑かったですね&役に立つサイト

今日は非常に暑かったですね。6月にしては42年振りの気温とヤフーに載っていました。 企業では、クールビズや、ISO・・・の理由で、省エネが義務付けられており、エアコンを効かせることはできず、大変ですね。でも、エアコンを製造している電機メーカ…

●各社の知的財産報告書について(2)

今度は、パテントサロンに、オリンパス社の知的財産報告書が掲載されていました。これもとても参考になりますね。特に、“知的財産戦略の概要”というところで、 「特許バランスの優位化を戦略目標として掲げ、競合他社に対し特許バランス優位化を目指すことに…

●各社の知的財産報告書について

パテントサロン(http://www.patentsalon.com/)を見ていたら、6/23に日立の知的財産報告書(http://www.hitachi.co.jp/about/strategy/ip/)、6/24には東芝の知的財産報告書(http://www.toshiba.co.jp/tech/pat/ip-report/)が掲載されており、同…

●通常実施権抹消登録請求控訴事件「貯留浸透タンク事件」について

平成17年6月13日の特許ニュースに「H16.10.27 東京高裁 平成16(ネ)2995特許権 民事訴訟事件」の判決が載っており、興味深かったのでご紹介致します。 この特許ニュースが手に入る方は、それを見てもらえれば良いのですが、簡単に、紹介しますと、特許権…

●QUALCOMM社のCDMA関連技術の基本特許について

QUALCOMM社がCDMAの基本特許を多く所有していることを特許庁のHPで見たことがあると昨日書いたので、早速、特許庁のHP(http://www.jpo.go.jp/indexj.htm )で探しました。すると、「平成15年度 許出願技術動向調査報告書移動体通信方式(要約版)』…

● Broadcom、特許侵害でQualcommを提訴

「Broadcom、特許侵害でQualcommを提訴」の記事http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/20/news024.htmlを読みました。通信関連の特許を担当している方には、言うまでもありませんが、米Qualcomm社は、FOMA等の3G携帯電話のCDMAの基本特許を所有する…

●平成16(受)997 特許権侵害差止請求事件「生体高分子−リガンド分

本日は、『平成16(受)997 特許権侵害差止請求事件「生体高分子−リガンド分子の安定複合体構造の探索方法」平成17年06月17日 最高裁判所第二小法廷 判決 棄却 東京高等裁判所』(http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20071105165642.pdf)について取り上げます…

●米国特許法の改正

ご存知の方が多いと思いますが、先発明主義から先願主義に変える等の大きな法改正ドラフトが、米国下院に提出され審議されているそうです(http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/elec/380559)。今月中にも決まるそうです。 先願主義に変わると、実務上…

●データ構造のクレーム(3)

以前にも書きました「構造を有するデータ」または「データ構造」の特許では、損害賠償請求の際の損害額は、その特許に係る物を販売等した場合における利益の額に基づき算定した場合(特許法第101条第1項)、その物が「構造を有するデータ」または「デー…

●データ構造のクレーム(2)

特許庁の特許電子図書館(IPDLの「公報テキスト検索」で、発明の名称として「データ構造」で特許公報を検索しましたら、38件見つかりました。その一つに特許第3462087号(【発明の名称】デジタル放送送出装置及びデジタル放送のデータ構造)が…

●ソフト特許の乱用許さずの記事

NIKKEY NETの6/11の記事に「ソフト特許、乱用許さず・経産省、来春めどに指針」(http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050611AT1F1001510062005.html)という記事が掲載されていました。ソフトウエアの基本特許は、一企業の独占を許さず、低…

●「データ構造」と「構造を有するデータ」の請求項

2001年1月10日以降は、審査基準により「プログラム」特許が認められることになったのですが、法律自体の改正ではなかったため、2002年9月1日に法律が改正され、特許法自体に、「プログラム等」が物として保護されることが明確になりました。 具…

●中国の特許無効審判における訂正について

中国の特許法では、訂正審判は認められてなく、無効審判の手続きのなかでしか認められないそうです。日本の無効審判における訂正の請求に類似しているようです。 .

●媒体特許と、プログラム特許

最近、特許出願の中間処理の際、プログラム特許や、媒体特許の請求項を追加する手続補正書を作成しようとしたしのですが、プログラム特許や媒体特許の請求項が、審査基準上いつから認められたのか、忘れていることに気付きました。 法改正等は良く忘れるので…