●『平成20年度知的財産権制度説明会(実務者向け)テキスト』の更新等

 今日、特許庁のHPを見ると、

●『平成20年度知的財産権制度説明会(実務者向け)テキスト(http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/ibento/text/h20_jitsumusya_txt.htm)』が更新とあり、『・「審判の現状と運用」「PCT国際出願の手続」の正誤表を掲載しました。」

 と書かれていました。


 正誤表は良く分かりませんでしたが、「審判の現状と運用」の方を読むと、

『○ キルビー事件の最高裁判決がなされた2000年4月から2007年12月までの間の事件を全体としてみると(注釈参照)、無効抗弁がなされた侵害事件において、裁判所が権利の有効性について判断したものは約6割あります。

○ そのうち、権利無効と判断したものは、無効抗弁がなされた侵害事件全体の4割以上に達しています。

○ 侵害裁判所が権利無効と判断する割合は、中長期的にみると増加傾向にあります。』

 と書かれており、相変わらず、無効の抗弁の影響は大きいようです。


 なお、これ以外の記事としても、

●『商標制度紹介用ビデオのインターネット配信について』(http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/seido/s_shouhyou/syoukai_video.htm
や、

●『PCT国際出願制度の概要』(http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/seido/s_tokkyo/kokusai1.htm)の更新がありました。


 時間のあるときに、視聴や目を通そうと思います。