●『特技懇 250号(最新号)』が公表

 先週、『特技懇 250号(最新号)』(http://www.tokugikon.jp/gikonshi/)が公表されました。


 今回は、『知財最前線で活躍する審査官』等を特集しています。


 『米国・欧州・日本・韓国・タイにおける非自明性/進歩性の要件−組合わせ発明にタイする後知恵の影響を中心に−』(http://www.tokugikon.jp/gikonshi/250toku2-4.pdf)の論文は、国内外の特許を取り扱う特許実務者にとり、とても参考になりそうです。中国の進歩性の要件まで触れられていましたらもっと良かったと思います。


 また、毎回、梅田 幸秀 主席審判長殿の『シリーズ判決紹介−平成19年度第4四半期の判決から−』(http://www.tokugikon.jp/gikonshi/250hanketsu.pdf)は、楽しみにしています。各判決の紹介がとても解りやすいだけでなく、審査・審理側の立場である梅田 幸秀 主席審判長殿の所感がとても参考になります。なお、最後のプロフィールを読むと、今年の7月に退職されたようです。次回以降も本コラムが続くのかは不明ですが、なくなるかと思うと、とても残念です。