●平成19(ネ)10008 職務発明対価支払等請求控訴事件

 一週間ほど前に、『発明対価:三菱化に4500万円支払い命令 「抗血栓薬」』(http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080515k0000m040071000c.html)等と職務発明の対価(補償金)事件が報道されていましたが、本日、その判決文『平成19(ネ)10008 職務発明対価支払等請求控訴事件 特許権 民事訴訟 平成20年05月14日 知的財産高等裁判所』(http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080520163926.pdf)が公表されたようです。


 斜め読みしかしていませんが、高裁では自社実施期間および実施権付与期間の実施料率の認定が地裁より上がり、職務発明の補償金の額が一審の1200万円から二審で4500万円に増額されて判決されたようです。


 詳細は、本判決文を参照してください。


 追伸;<気になった記事>

●『2007年出願件数及び登録件数について』http://www.jpo.go.jp/torikumi/hiroba/2007syutugan.htm
●『特許庁とINPIT、知財専門家チームを組織−研究開発共同体に派遣』http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620080520007abab.html