●『日本式「地デジ」、ブラジルが採用』

 日記にするネタは、たいてい通勤時間に考えながらノートPC等に書いています。しかし、今日は、行きの通勤時間はワールドカップの影響かほとんど寝てしまい、午後から出張でその後飲んでしまいましたので、ネタを考えていませんでした。


 よって、今日は日記を書くのを休もうと思いましたが、『日本式「地デジ」、ブラジルが採用』(http://www.asahi.com/digital/av/TKY200606230559.html)という、うれしい記事があったので、日記に取り上げました。

 
 この記事によれば、ブラジル政府は、地上デジタル放送の方式について、日米欧の3規格のなかから、選定作業を進めていたようですが、日本の規格を採用することを決めたようです。


 この記事によれば、『日本の電機メーカーは、南米の大国ブラジルで規格が採用されることで、経済的な結びつきの強い南米各国にも日本方式の採用が広がる可能性もあるとみており、新たな市場開拓に期待を高めている。』とのことで、日本の電機メーカにとっては、とても良いニュースです。


 また、日本方式が選ばれた理由は、『日本方式は、同じ周波数帯域で米国方式より多くの情報を伝送できるほか、周波数帯域を分割することで、携帯電話でも地上デジタル放送でテレビを受信できるなどの点が支持された。 』とのことです。


 よって、地上デジタル放送関連の特許は、今後、ブラジルへの出願も考えなくてはいけませんね。こういう場合、PCT出願が色々な面で有効のような気がします。


 ブラジルには、サッカーで完敗して残念でしたが、「地デジ」に関してはブラジルが日本方式を採用してくれましたので、この点ではとてもうれしいです。