●審査請求の要否チェック

 また、どこのメーカでも同じだと思いますが、新年度が始まると、たいてい今年度の審査請求の要否チェックが始まります。


 2001年10月1日以降の出願は審査請求期限が3年に変わり、今はちょうど審査請求期限3年に変わったも出願と、その前の審査請求期限が7年のときの出願の拒絶理由が来ており、審査官も審査で大変かと思いますが、企業や特許事務所の知財担当者も中間処理で大変です。


 本来、審査請求の際しっかり調査や自社や他社の実施状況をチェックして審査請求する案件を絞るべきですが、件数などの数値は外に出るし、一人歩きする場合もあるので、どのメーカーでも、急に審査請求案件を絞るのは、なかなか難しいようです。


追伸;<気になったニュース>
●『富士通研究所、研究開発戦略および知的財産戦略の説明会を開催』
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/topic/2006/04/12/7615.html
・・・この記事の中に「2004年度には国内で出願した特許の海外出願率が60%を超えた。」とありますが、海外出願率がとても高く凄いです。

●『 米TiVo,「タイム・ワープ」の特許侵害で米EchoStarを提訴』 (http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20040106/11/)
・・・古い記事ですが、この記事によれば、「TiVo社は49件の特許を取得し,さらに100件を申請している。」こと、「これまでにTiVo社はEchoStar社のライバルにあたる米DirecTVと提携しており、パイオニアソニー東芝にもライセンス供与を行っている。」とのことです。

●『エプソン,次世代技術を創出するための開発拠点を始動』 (http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060418/116314/
・・・約1000人とのことです。