●外国案件の中間処理

　外国案件も担当していますが、外国案件の中間処理、特に、米国の中間処理は、日本の中間処理等の実務をする上でも、とても参考になります。

　今はもうお付き合いはないのですが、ある米国特許事務所の米国特許弁護士がクレームドラフトしたクレーム案は、引例の避け方を含め、とても参考になりました（事務所名は明らかにできませんが）。

　勿論、日本の弁理士または特許事務所担当者の方から、こちらが考えている以上に素晴らしい（戦略性のある）クレーム案を頂く場合もあります。こういう場合、すかさず、電話やメールでお礼をいうようにしています。結果的にどちらの案を採用するかは分りませんが、特許事務所の方が、こちらの立場に立って作成しているな、とわかると、本当に嬉しくなります。