●薄型テレビについて(2)

 昨日は、細かい値段も含め、かなり液晶テレビについてマニアックなレポートをしてしまいました。また6月のボーナス時期になったら、値段も含めたマニアックなレポートしたいと思います。
 

 実は、現在、国内で液晶パネルを作成できるのは、シャープ(亀山工場)と、IPSパネルの松下・日立連合(日立は茂原工場)の2社だけのようです。ソニーは、ソニーパネルといっていますが、実質は、サムスンとの合弁会社によるパネルで韓国で生産しているようです(間違っていたら済みません。)。


 さて、国内製と外国製の液晶パネルで画質に差があるかと言えば、もう殆ど差はないと思います。しいて言えば、色の出し方が、各メーカの画像エンジンにより「ナチュラル」であるか、「派手」であるか、くらいの違いだと思います。液晶テレビの欠点だった、動きのあるスポーツ映像等に対する残像感もかなり改善されているように見えました。


 よって、画質の差はほとんどなくどのメーカのものも綺麗ですので、消費者は、価格、ブランド力、デザインで液晶テレビを選択するのではと思います。


 追伸;プラズマテレビは、松下の一人勝ちのようです。42インチクラスから液晶テレビと競合しますが、大画面になるほどプラズマの方が安くお得感があります。一般的に、液晶パネルの寿命は20年(60000時間)、プラズマパネルの寿命はその半分の10年といわれていましたが、松下のカタログをみると60000時間になっていますので、寿命の点で差はないようです。消費電力は、プラズマもかなり下がりましたが、液晶のほうが良いようです。一般的に映画やスポーツ等を見るのであれば、プラズマの方が良いと言われています。個人的には、液晶の方が画面が明るく、絵が鮮やかに見えますので、目が疲れそうですが、液晶の画面の方が好きです。