●薄型テレビについて

 やっと今週が終わりました。今週末は、薄型テレビについて。

 「ソニー、液晶TV世界出荷台数初の首位・10−12月」(http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=2006022407767ea)の記事を昨日紹介しましたが、薄型テレビで出遅れていたソニーが思ったより早く復活したようですね。


 週末の暇なとき良く電気量販店を覗きにいきますが、やはり液晶テレビのブースでは、シャープの「AQUOS」と、ソニーの「BRAVIA」が目立っています。シャープの「AQUOS」では、例えば、37インチでは、確か、上位機種でスピーカの立て、横、HD、フルHD、それに下位機種の4,5機種くらいあり、ラインナップ数と、性別および年齢層を問わないブランド力では、国内ではダントツな感をうけます。映像も個人的には一番綺麗な感を受けます。さすが、液晶のシャープという感じです


 ソニーの「BRAVIA」は、確か40インチでは、フルHDのXシリーズと、筐体が白のSシリーズと黒のVシリーズのHDの下位機種2機種の3ラインアップだったと思います。フルHDのXシリーズで流されているデモ映像を見ると、こちらもとても綺麗です。筐体が黒のものはデザインが良いですね。値段も、昨年末の発売直後からチャレンジ的(32インチで実売20万円くらい)で売っていたのを覚えているので、出遅れていたソニーが売りにきてるなと思っていました。ワールドワイドなブランド力はNo1ですしね。


 追伸;自宅のテレビは、まだブラウン管ですが、昨年買い替えたばかりですので、最近の液晶テレビ等とくらべても遜色ないほど綺麗です。アナログ放送が終了する2011年の7月まで、液晶やプラズマ等の薄型テレビはどれくらい値段が下がるでしょうか?メーカの淘汰もあるでしょう
ね。


 追伸2;今日の土曜日、近くのラオックスに行ったら土日特価で、ソニーのBRAVIA32インチのSシリーズが178000円、Vシリーズが188000円でした。年末より2万円近く下がったようです。シャープの32ADに至っては在庫処分で159800円でした。32インチは、各メーカとも一番値段が下がったお得モデルといわれており、本当に値が下がりました。ちなみに、今上げたソニーのBRAVIAのSとVシリーズと、シャープのADシリーズには、デジタルのHDMI端子が付いていません。アナログのD4端子までです。


 一方、2/21に「東芝,薄型テレビに新ブランド「REGZA」を投入──全モデルに最新エンジンを搭載へ」(http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060221/113507/)という記事がデータばかりの東芝の新製品のREGZAも既に32インチがチャレンジ的な値段でヤマダ電機にチラシに出ていました。REGZAは、フルHDのZシリーズ、HDD付きのHシリーズ、廉価版のCシリーズの3ラインアップで、3シリーズともHDMIのデジタル端子付きですので、廉価版のCシリーズでも満足できると思います。なお、FACEと同様に「REGZA」もLGの液晶パネルのようですね。


 また、松下の液晶テレビも、昨年までは上位機種のLX500と、下位機種のLX50シリーズでしたが、下位機種がLX60になりデザインが少し洗練され、上位機種のLX500と同様にHDMI端子付きになっていました。LX500と異なりデジタルチューナーがシングルですが、HDMI端子が付いたので、LX60がバランスが良くお勧めになりました。

 これで、ソニーのBRAVIAのSとVシリーズとも、次のモデル(春モデル?)は、Xシリーズと同様に、HDMI端子を付けてくるような予感がします。


 というわけで、液晶テレビは、これからも凄い戦国時代のようです。