●「特許請求の範囲」の作成について

 特許請求の範囲の作成は、やはり一番難しいです。17年も明細書を書いてきましたが、請求の範囲の作成には、未だに悩みます。


 ポリシーとしては、当たり前かも知れませんが、「発明の本質(目的・効果)を、従来技術を最低限クリアできる程度の構成により表す!」というところでしょうか?抽象的で済みません。


 また、拒絶理由なしの一発特許査定は避けるようにしています。ともかく、一度は拒絶理由をもらい、中間処理により引例を避けるようにもう一度特許請求の範囲を作成し直す、という方針です(これも当たり前かと思います。)。

 ベテランの方になると、他人の書いた明細書の特許請求の範囲の記載をぱっと見ただけでも、およそ明細書作成者の力量や、経験年数の長い、短いがわかると言います。


 PS;ブログのデザインを変えてみました。気の向くまま日記を綴りたいと思いますので、宜しくお願いします。