●最近のクロスライセンスの契約について

 ここにきて、「シャープ、台湾大手と液晶パネルの特許相互利用で合意」(http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060209AT1D0908O09022006.html)や、「東芝とLG電子、DVDレコーダーの特許相互利用」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060209AT1D0904Z09022006.html)というように、日本の大手電機2社が海外メーカとクロスライセンスを結んだことが明らかになりました。元々色々争っていた海外メーカ相手のようですね。


 契約内容などは、勿論知りませんが、無駄な特許紛争を長々続けるよりは、良いですが、上の台湾メーカCMOと、韓国LG電子とがシャープや東芝と特許相互利用の契約を結ぶということは、クロスライセンスを結べる(シャープや東芝が実施をする)特許を持っているということです。
 この意味で、日本メーカも本当に海外メーカに負けないよう、追いつかれないように技術開発を頑張っていかないといけないですね。


 PS;日本のメーカ同士の特許紛争がおきた場合も、なるべくこのようなクロスライセンスの形で決着がつき、無駄な争いが続かないことを望みます。日本のメーカ同士で争っている間に、外国のライバルメーカが入ってきてしまうからです。どうせなら日本のメーカ同士は、手を結び共同して外国のメーカに対抗して行って欲しいと願っています。


 さて、トリノオリンピックが始まりました。テレビで毎日見ていますが、面白いですね。日本頑張れ!!