●「特許審査:経産省の絞込み要請に民間側が反発」の記事について

 「特許審査:経産省の絞込み要請に民間側が反発」の記事(http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060211k0000m020176000c.html)が今日、出ていましたが、そもそもこうなったのは(審査案件の積み残しの増大は)、国が審査請求期間を7年から3年に変えたから、というのが企業側の意見です。
 審査請求料を2倍にして審査請求件数を抑制もしましたが、企業側はやはり審査請求件数をそれほど減らさなかったようです。日本企業は技術革新で生き残るしかないという判断です。
 公務員である審査官の数を増やすのは、今の世の中、色々難しいようですが、ここは、日本の将来のためにも、特許庁には、本当に、自助努力で、頑張って欲しいと思います。
 私も、一弁理士として、審査に協力していきたい、と思いました。