●無線通信の規格について(2)

 iBurstは、日本では京セラが特に事業化に熱心なようです。
 「京セラ、シドニー市内全域で利用できるデータ通信サービス」(http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0403/16/news076.html)の記事によると、CDMAの基本特許を多数保有している米Qualcomm社がからんでいるようで、この意味で、ドコモ等の携帯キャリアのメーカは、京セラ以外はあまりiBurstに熱心ではないのでしょうか?
 しかし、まだ良く理解していませんが、「もう1つの次世代無線技術――「iBurst」の未来(http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0506/03/news003.html)等の記事を読む限りは、下り1Mbps程度の低速ながら半径12〜13km程度をカバーできるようであり、個人的には、モバイル用途であれば、1Mbpsもでれば十分と考えているので、非常に有用な技術ではないかと思いました。