●特許庁HPの「スーパー早期審査の試行開始について」の記事

 今朝、特許庁のHPを見ていたら、本日付けで「スーパー早期審査の試行開始について」(http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/t_torikumi/souki/supersoukisinsa.htm)という記事が掲載されていました。


 従前の「早期審査」に加えて、10/1から「スーパー早期審査」の試行が開始されるそうです。


 通常の早期審査ですと、申請から最終結果がでるまで平均5.9か月だったのが、このスーパー早期審査ですと、申請から1月以内に一次審査が行われ、その後1月以内に意見書・補正書を提出すると、1月以内に一次審査、・・・、というように1月以内に特許庁と出願人との間で書類がやり取りされるようです。


  ただし、従前の「早期審査」より申請の要件が厳しくなり、「実施関連出願」かつ「外国関連出願」であること等が要求されます。


 企業担当者からすると、早期権利化が可能ですし、頭の中から発明が消えないうちに対応できますので、とてもうれしい手続になりますね。従来の早期審査の請求と同様に、上手く活用したいものです。