●拒絶査定に対する審判請求について

 先日も言いましたが、拒絶査定が来ていて、ひさしぶりに拒絶査定の審判請求をすることになりました。まずは、審判請求書を提出するだけですが、審判請求の費用が、安くなっていたので、びっくりしました。請求項が1つであれば、55000円で済みます。従来であれば、10万円以上かかり審査請求費用に較べた高かったのですが、現在は、従来の半分ですし、審査請求料の1/3以下になってしまいました。これでは、審判請求は、減りそうもないような気がします。そのため、審判請求の運用についても、審判の合議に入ったら原則として手続補正書の提出を認めない、すなわち審判請求時の補正のみで勝負する等の改革案が出されているようです。


 なお、特許庁に対する審査請求料や審判請求の費用等は、簡単に特許庁のHPの「手続料金自動計算システム」(http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/index.htm)で調べられるようになりました。とても便利です。


追伸:『「タカラトミー」きょう船出 バンダイに対抗 少子高齢化見据え市場開拓』(http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20097438,00.htm)という記事がありました。少子高齢化が進み縮小が懸念される市場にあって、先にナムコとの経営統合を果たしたバンダイに対抗するとのこと。どの業界も競争が大変です。合併によりお互いに良い所がでればいいですね。「タカラトミー」頑張れ!